そろそろお酒やめようかなと思ったときに読む本。

本をよむこと

今日は本をよむことのお話。

本の感想

私がこの本を読んで知ったからなのか、取り組みが始まったからなのか分かりませんが、AUD(アルコール使用症/アルコール使用障害)についてよく目にするようになりました。

仕事でももちろんアルコール依存症の方に接することはありますが、この本は自分自身のために読んだ部分が大きいです。

週間飲酒として、生活に根付いた飲酒は徐々に義務として自分に浸透し、飲まなければ面白くない、飲むことを目標に生活している、飲まないのでは生きている意味がない、など徐々に生活を侵食していきます。

それは楽しみという領域を越して、生活の柱となってしまうのです。

私自身も最初は自由に飲酒ができる楽しみであった気がします。ですが徐々に毎日の習慣になり、当たり前になり、なくてはならないものになり、そしてやめられないものになっていきました。

おかしいなと感じるようになったのは、休みの日に昼から飲むようになってきたことです。昼から飲むことで車に乗れず、外出も制限されますし、昼寝をしてしまうと夜の睡眠も阻害されます。

お酒を飲む楽しさより、デメリットの方が確実に多いはずなのに、なぜか飲んでしまう。でも周りに相談してみても「楽しいならいいんじゃない」「健康診断に引っかかってないし」など飲酒に肯定的な意見が聞かれます。だってこんなそばにアルコール使用障害の人がいるなんて思わないですもんね。

健康診断に引っかかるより前にアルコール使用障害に気づかなければいけない理由もこの本には記載してあり、危機一髪な気持ちで読んでいました。

自分がどれくらいのアルコール量を飲んでいるのか、それに関してガイドラインはどうなっているのか、飲酒のメリットデメリットを実際に記載してみること、それを認識してみて、自分は何を選択するのか、じっくり考えてみると飲酒に対してのメリットは非常に乏しいものでした。

自分の健康を害してまで、自分の生活を犠牲にしてまで、飲酒は幸せを与えてくれるのかというと否でした。

これを読んで私は飲酒量が半分になりました。年360日程度飲酒していましたが、週の3日程度は休肝日を設けることができています。もし飲酒をする際でも、自分はAUDの思考になっていないかと客観的に考えています。

それでも飲酒をすることもあるのは、使用障害の難しさなのかもしれませんが「楽しい」を念頭に飲酒をすることにしています。

それ以外にも色々な依存や使用障害が、社会には溢れています。ゲームやお菓子、ギャンブルやネット、そんな中で自分を保って程よい距離感を保つには自分の心を見つめ、なぜその行動を取るのかを考えていく必要があるのだと思います。

そろそろやめようかな、そう思えた時がチャンスであり、そんなときに読む本なんて名付け方がピッタリの本でした。

自分の習慣的な行動に疑問符が浮かんだとき、それは自分が生み出した自然治癒力なのかもしれません。それに抗うことなく、自分のおかしさに目をむける。それを修正できる能力もきっと人間は持っているから。

もし、また依存的になったとしても、何度でも向き合って、修正は重ねていける、そう信じていくことで「依存」ではなく、楽しみを増やしていけるのだと思います。

そんな私の、本をよむことのお話、でした。

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